★有名武将や合戦の常識をひっくり返す !!
冷酷な作戦で他国を席捲する天才・織田信長。
その信長を震え上がらせた甲斐の虎・武田信玄、そしてライバルの上杉謙信は毘沙門天として恐れられる. 後に家臣の直江兼続は、真田幸村や石田三成などと智謀を巡らし、天下人・徳川家康と覇権を争っていく …。
我が国の歴史において、戦国時代ほどドラマチックな世界はないでしょう。
が、ちょっと待ってください。
皆さんが知っている戦国時代の武勇伝。
たとえば、桶狭間の奇襲作戦とか
信玄と謙信の川中島一騎打ちとか
真田幸村が引き連れていた十勇士とか …。
これ、ぜ~んぶ正式な史実に記された、“真実”だとお思いですか ?
テレビや漫画で描かれる戦国はいつも劇的だが、そのストーリーは大半がデタラメばかり。
後世(主に江戸時代)に作られた軍記物語などが広がり、現代まで延々と続いてきたのです。
本書は、そんな間違った常識を訂正しつつ、リアルなセンゴクに迫りました。
たとえ織田信長が天才じゃなくたって、本当は情けなくたって、その魅力に変わりはありません !
戦国武将だって人間なのです。
[CONTENTS]
第一章 武将だって人間だもの
→有名大名の逸話や伝説を解く
織田信長
伊達政宗
真田幸村
武田信玄
上杉謙信
徳川家康
豊臣秀吉
前田利家
第二章 みんな戦国が好きなのさ
→脇を固める有名武将、戦国社会の仕組み
直江兼続
竹中半兵衛
北条早雲
古田織部
仙石秀久
毛利元就
蒲生氏郷
鍋島直茂
ザビエル
今川義元
百姓という名の一向宗
落ち武者狩りの農民
第三章 知られざる合戦のリアル
→戦国時代の戦争の真実とは ?
川中島の戦い
桶狭間の戦い
関が原の戦い
島津の退き口
鉄砲より竹槍の方が強い
戦争の秘訣は給食
直江状とは
手紙を制す者が戦争を制す
小早川秀秋は最初から東軍
- 文庫: 224ページ
- 出版社: 鉄人社 (2018/4/28)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4865371249
- ISBN-13: 978-4865371246
- 発売日: 2018/4/28
- 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.5 x 1.2 cm