【新刊のご案内】文庫『修羅の花』

SBN978-4-86537-280-9 C0136 288頁

著:生島マリカ

発売:2024年7月24日

定価:946円(本体860円+税)

実家は大阪の繁華街で宝石商を営んでいた。13歳でストリートチルドレンになった。最終学歴は小学校卒業。北新地や銀座でホステスになった。3度の癌と4度の離婚も経験した――。
死ぬこと以外のすべてと闘いながら、それでも生きることをやめなかった著者が見てきた世界は、現代社会よりもっと男が男でいた時代。
映画「マルサの女2」のモデルとなった事件の詳細から、山口組トップ、伝説の経済ヤクザの息子、伝説のホストらの逸話まで、戦後の日本を底から押し上げた激動の昭和を生きた男たちの知られざる姿がここに! 文庫版オリジナル原稿として、組織から足を洗ったヤクザの、その後の生き様を書いた終章「空の味」を収録。