BABYMETAL 追っかけ日記

カネコシュウヘイ (著)

世界的人気を誇る日本発のメタルダンスユニット・BABYMETAL。
日本での認知度が高まってきたのは、14年夏の世界ツアー以降である。
3人の少女たちと爆音を轟かせるバンドの活躍は、国境や性別、年齢、個々人の趣味嗜好という垣根を超えて、名実ともに世界中で語り継がれるようになった …。

本書は、そのベビメタを “追っかけ” 続けるアイドルライター・カネコシュウヘイ氏による、追跡記録である。
ライブに初めて行った時の “衝撃”、武道館公演で目撃したYUIMETALの転落事故、WEBや雑誌への記事の執筆、彼女たちとの奇跡の対面 …。
一人のアイドル好きの男性が、身も心も仕事もベビメタ一色になっていく経緯が、圧倒的な熱量によって綴られている。

一方で、カネコ氏は、自身の経験を元にしつつ、BABYMETALという “現象” そのものにも迫っている。彼女たちのファン(モッシュッシュメイトという)がなぜかくも熱くなれるのか、ベビメタはなぜ世界的なアーティスト/アイドルになり得たのか、といった命題が、ライブリポートという形で体験的に分析されているのも大きな特徴だ。

カネコ氏がこの本を書こうと考えた理由は、次の言葉に集約されるだろう。

<本書の内容には、多分に僕の主観も交えている。>
<一方ではできる限り客観的に“現象”そのものをまとめようと努めたものの、それでも色濃く「ベビメタが好きだ」という強い感情がにじみ出ているのは否定できない。>
<なぜなら、彼女たちとメイトの関係は、教祖と信者のそれに近いからだ>

ベビメタに心底ハマったアイドルライターの愛と感動の追跡769日間、その全記録をぜひご覧下さい!

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  • 単行本: 191ページ
  • 出版社: 鉄人社 (2016/3/12)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4865370544
  • ISBN-13: 978-4865370546
  • 発売日: 2016/3/12
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 1.2 cm