鉄人ノンフィクション編集部 編著
歴史の闇に葬られた、「単独犯」という名の欺瞞
ケネディ米大統領、キング牧師、林彪、國松孝次警察庁長官、村井秀夫、キム・ジョンナム――。世界を動かした要人たちの死は、「単独犯行」「事故」「自殺」として処理されながら、今なお多くの疑惑を残している。
本書は、1960年代から現在までに国内外で起きた暗殺、失踪、不審死、航空機墜落など26事件を収録。公式見解と異説、証言、事件を取り巻く政治情勢や利害関係を整理し、その背後に潜む黒幕と、歴史に葬られた「不都合な真実」に迫る。
果たして「陰謀説」は、すべて根拠のない空論なのか。
目次
Chapter 1 1960s
第2代国連事務総長、ダグ・ハマーショルド搭乗機墜落事件…公式見解はパイロットの操縦ミスだが、撃墜・暗殺説にも説得力あり――
ジョン・F・ケネディ米大統領暗殺事件…オズワルドの単独犯行に納得できない国民感情が生み出した多くの陰謀説
黒人解放運動家マルコム・X暗殺事件…ニューヨーク市警、FBI、CIAが関与していた可能性大
アメリカ公民権運動指導者、マーティン・ルーサー・キング・Jr.暗殺事件…脱獄囚の男の単独犯行か、裏で国家レベルの関与があったか
米上院議員ロバート・F・ケネディ暗殺事件…若きパレスチナ系移民の単独犯行と認定、終身刑が下されたが…
Chapter 2 1970s
中国共産党副主席、林彪搭乗機墜落事件…本当に毛沢東による撃墜指示はなかったのか?
アメリカ原子力労働組合活動家、カレン・シルクウッド不審死事件…交通事故を装ったプルトニウム企業による謀殺の疑い濃厚
全米トラック運転手組合元会長、ジミー・ホッファ失踪事件…マフィアが暗殺、遺体を完璧に処理された可能性大
南アフリカ反アパルトヘイト運動家、リック・ターナー暗殺事件…治安部隊に殺害された疑いが濃厚ながら、犯人は現在も未特定
大韓民国大統領パク・チョンヒ暗殺事件…KCIAの部長が国のトップを射殺した本当の動機は?
Chapter 3 1980s
イタリア・アンブロシアーノ銀行頭取、ロベルト・カルヴィ首吊り遺体発見事件…通称「神の銀行家」が巻き込まれた20世紀最大級の金融スキャンダル
フィリピン元上院議員、ベニグノ・アキノ銃殺事件…マルコス独裁政権下の軍事陰謀。真の黒幕は今も謎
インド首相インディラ・ガンディー暗殺事件…犯人は自らのボディーガード。長年の側近にも疑念の影が
スウェーデン首相オロフ・パルメ暗殺事件…重要容疑者が2人浮上するも、真相は深い闇の中へ
モザンビーク初代大統領、サモラ・マシェル搭乗機墜落事件…南アフリカとソ連、双方の調査報告書が完全対立
ドイツ銀行会長A・ヘルハウゼン暗殺事件…極左テロ組織が犯行声明を出すも、証拠不十分で不起訴に
Chapter 4 1990s
ルワンダ&ブルンジ大統領機撃墜事件…歴史的ジェノサイド「ルワンダ虐殺」の引き金となった事件の真相
警察庁長官、國松孝次狙撃事件…オウム真理教の組織的復讐か、謎の自白者が仕組んだ犯行か
オウム真理教最高幹部、村井秀夫刺殺事件…裁判長が「不気味な組織的背後関係が存在しているとの疑念を強く抱く」と明言
イスラエル首相イツハク・ラビン暗殺事件…公式調査報告書は、極右男子大学生の単独犯行と結論づけているが…
ブルガリア元首相アンドレイ・ルカノフ暗殺事件…逮捕・起訴された5人に終身刑が下るも、最終的に全員無罪に
Chapter 5 SiNCE 2000
ネパール王族9人虐殺事件…皇太子が宮廷晩餐会場で狂ったように銃を乱射した謎
衆議院議員、石井紘基刺殺事件…犯人の男が獄中で「殺害を頼まれた」と告白
セルビア首相ゾラン・ジンジッチ暗殺事件…ボディーガードたちが聞いた疑惑の「第三の銃弾」
ロシア元副首相ボリス・ネムツォフ暗殺事件…プーチンが秘密裏に進めていたウクライナへの侵攻を暴こうとした男
北朝鮮VIPキム・ジョンナム暗殺事件…マレーシア当局の公式見解を北朝鮮側が真っ向から否定
※本書掲載記事の情報は2026年9月時点のものです。
※ 一部を除き、敬称は省略しています。

- 発売日 : 2026/10/28
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 272ページ
- ISBN-10 : 4865373357
- ISBN-13 : 978-4865373356
- 商品の重量 : 290 g
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.9 cm
